君津の里山で「醸してつながる里山と暮らし」のマリポコミュに行ってきました
友人である古木氏が代表をつとめるマリポコミュ。千葉県君津市の里山の中にあります。
マリポコミュには
☆マリポの家(ゲストハウス、貸しスペース)
☆マリポ発酵ラボ(機能性食品開発、発酵ランチケータリング)
☆マリポ農園(農産物の生産・加工)
☆マリポの店(野菜・加工品・おやつ・雑貨の販売)
といった4つを中心に、それぞれがヒト・モノ・コトでつながっている村のようなコミュニティです。
この日はマリポの家でワークショップが開催されました。
30人以上の参加者で大盛況!会場で民泊施設でもあるマリポの家は古民家を改修した建物です。
こちらはワークショップで出されたマクロビランチ。はちさんという女性がお料理してくださいました。野菜はマリポ農園の微生物農法によって作られたエネルギーのある野菜。加工食品もあり、発酵食品”テンペ”を使った料理や”マコモ”のお茶など身体にもやさしく美味しいお料理です。きくらげもマリポ農園さんの栽培。野菜全てにエネルギーがあり、それがはちさんの手によって美味しいお料理に!まさに身体が喜ぶランチでした。美味しかった〜。ごちそうさま。
施設の目の前に広がるマリポ農園。大学院で微生物を研究した古木氏が実践する微生物農法の農園です。
納屋を改装したマリポの店。
入り口に干してあるのがマコモというイネ科植物。干して発酵させてお茶として販売しています。今大注目の植物です。噂には聞いていましたがこれかあ。
マリポ農園ではマコモを独自開発の乳酸菌で発酵させ、乾燥、パウダーにして販売してます。微生物農法で育ったマコモを独自の乳酸菌で発酵させるというこだわりが業者さんとも何度も衝突し、試行錯誤を繰り返した末の商品だそうで。聞いただけでもスーパーサプリメントだとわかります。
マリポ農園の加工品。こちらは無印良品のネットショップでも購入できます。
製法にこだわり抜いた品々です。
その他にも雑貨やおやつ、お茶の飲めるスペースもあり。とても楽しく心地よいショップです。ゆっくりお茶をいただきながらスタッフさんや古木さんとお話をするのもプライスレスな時間の過ごし方です。
4年前、古木さんは一人でこの里山の中の古民家と畑を借り、開墾から始めました。夏の暑い日も冬の寒い日も毎日一人でコツコツと。微生物と農業に対する深い思いで。
古木さんの熱く真摯な思いに引き寄せられるように、微生物・発酵のもとにいつしか古木さんの周りには人が集まるように。「醸してつながる里山の暮らし」がマリポコミュというヒト・モノ・コトのあつまる場で広がりつつあるのです。
マリポコミュには天使のような目には見えないけれど幸せを運んでくれる微生物たちがゆらゆらと漂っている気がします。誰でもが思わず顔がほころぶ幸せになれる空間です。
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マリポ農園の過去記事:
マリポ農園のマクロビ料理
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