陳さんの麻婆豆腐を家で再現する。レシピとコツ


陳建一さんの麻婆豆腐に近い味が家でも作れます

陳さんの麻婆豆腐が大好きです。以前東京に住んでいた時に陳さんの麻婆豆腐の店が近くにあってよく食べに行きました。それ以来、他の麻婆豆腐では物足りなくなり(笑)。研究を重ねた結果です。中華調味料と花椒さえあれば20分で出来ます。
レシピは陳さんのレシピをもとにちょっとアレンジしてあります。

【材料】(約4人前)

・豚ひき肉 200g

・長ネギ 1/3本 (みじん切り)

・木綿豆腐 1丁

・おろしにんにく(市販のチューブでも可)小さじ1

(調味料)

・豆板醤(とうばんじゃん) 大さじ1

・甜麺醤(てんめんじゃん) 大さじ1

・豆鼓(とうち) 大さじ1 (みじん切り)

・鶏ガラスープ 150ml

・紹興酒(なければ酒) 大さじ1

・醤油 大さじ1

・塩 小さじ1/3

・片栗粉 大さじ2〜3を同量の水で溶いたもの

・胡椒

・花椒 小さじ1/2

【作り方】

1)油大さじ2でひき肉を炒める。

ひき肉から出てきた水分が透明になるまで中火でよく炒めてください。

2)豆板醤、甜麺醤、ニンニクを加えてさらによく炒める。

基本となる肉味噌の完成です。豆板醤の赤い油が鍋に滲み出る位までじっくり炒めましょう。

3)鶏がらスープ、紹興酒、豆鼓を加えます。

4)豆腐を加え、醤油、塩、胡椒を入れてさらに10分ほど煮ます。

鶏ガラスープに塩分があるものだったら、塩の加減に注意してください。醤油を入れた時点で味見をしてください。

5)花椒を加えます。

6)水溶き片栗粉を回し入れ、豆腐を崩さないようにおおまかに混ぜ、完成です。

花椒(ホァジョー)

中国の山椒です。四川の麻婆豆腐には欠かせません。香りと舌がしびれるような辛さが特徴です。四川の麻婆豆腐の辛さは豆板醤の唐辛子の辛さとこの花椒の辛さが特徴なので、出来れば入れてください。ぐっと本格的に陳さんの麻婆豆腐に近づきます。ホール(粒)のものは、細かく包丁で刻むか、フードプロセッサーにかけて粉末状にしてお使いください。

中華の調味料を揃えておけば、家庭で本格的な味の麻婆豆腐が作れます。

調理を始める前に調味料を調理台に出しておくこと。あとはネギをみじんに切って、豆腐を切れば、調理し始めると20分で完成する料理です。

煮込み料理なので、火は中火で、ゆっくり慌てずに。

中国の人のように、ご飯にかけて召し上がってください。


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料理研究家(オーガニックを主体とした野菜料理を中心にナチュラルなライフスタイルを提案) 2005年に海と里山がある秋谷に移住。地物の新鮮な季節の野菜が手に入る場所で野菜の料理に目覚める。【Eat locally.Think globally】をモットーにに国産野菜の恵みを最大限に味わえる料理を探求。ケータリングを経て、オーガニック惣菜・弁当の店、「ピクニック・デリ」を葉山に2013年にオープン。「あなたが食べたもので身体は作られる」食の大切さを感じ、音楽プロデューサー小林武史氏が手がける千葉の有機農場で食のプロデュースを行う。 心身の健康と食の関わりについてイベント、料理教室などを開催。 千葉県君津市在住。

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