夏は野菜の種類が豊富です。季節の野菜には季節の気候によって変化する体調を整える栄養分がたくさん!
夏に食べる夏野菜のメニューで元気に夏を過ごしましょう。
目次
クレオパトラが食べていたモロヘイヤのスープ
モロヘイヤは古代エジプト時代から食されていた栄養分の高い野菜です。
モロヘイヤを茹でて刻むとヌメリがでてきます。このヌメリ成分は胃腸の粘膜を保護します。夏の胃腸が弱ったときにもいいですね。
βカロテンを多く含み、抗酸化作用により、免疫力のアップ、アンチエイジングにも効果が期待できます。クレオパトラのあの美の秘訣はモロヘイヤだったのでしょうか。
【モロヘイヤのスープ】
細かく刻んだモロヘイヤと刻んだニンニクをオリーブオイルで軽く炒めます。
鶏スープ(市販のコンソメスープの素、中華出汁などでもOK)を注いで塩、胡椒で味を整え出来上がり。トマトも入れると抗酸化アップ。
辰巳芳子さんの本にあった小さなジャガイモの素揚げ
新じゃがの季節、小さなじゃがいもを見つけたら。
料理研究家の辰巳芳子さんの本の中で戦時中疎開先の農家さんで、収穫したジャガイモの小さいものは捨てていたのを辰巳さんが見て、そのまま素揚げにしたら、みんなに喜ばれたというエピソードがありました。
洗った皮ごとのジャガイモを冷たい油に入れて火をつけます。洗ったあとの水気はきれいに拭き取らなくても大丈夫。温度が上がるにつれて鍋の中でゆっくり加熱され、水分が跳ねることもなくホックリあがります。
お好みでカレー塩をふりかけても。
野菜たっぷりマクロビ ビビンパ
ごま油で炒めた、季節の野菜、とうもろこし、茄子(茄子はレンジでチンして割き、ごま油、ニンニクのすり下ろし、ゴマ、しょうゆ少々で和えます)、ひじき、人参、もやし、ニラなどなんでも冷蔵庫にある野菜をそれぞれ、ごま油で炒めて塩で味付けします。ご飯に載せてよく混ぜて召し上がれ。コチュジャン味噌をお好みで混ぜてください。
写真は土鍋にごま油を薄くしき、ご飯を入れて、具材を載せたあと火にかけて卵の黄身とよく混ぜ合わせる石焼きビビンパ風にしたものです。
麻婆茄子
麻婆茄子の素を使わない。本格的マーボー茄子です。
必要な調味料は、豆板醤、甜麺醤、中華だしの素。この3つだけ。
茄子はピーラーで皮を縦に2〜3箇所むいたものを縦半分に切って乱切り。油や味を吸いやすくなり、調理時間も短くなります。
ニンニク、しょうがの微塵切りを炒めたらひき肉をよく炒めましょう。ひき肉の色が変わり、周りに肉の油がじわじわと出てくるまで。茄子を入れて、肉の油でじっくり炒めましょう。とろとろな感じになるまで茄子はじっくり炒めます。
茄子は油を吸うので、途中で油を足すというかたも多いのでは。ある本で茄子は油を吸うが、炒め続けるとまた油が出て来ると書いてありました。
吸って油がなくなってしまってもあわてない、あわてない。火を弱めて肉の油も吸わせるようにじっくり炒めましょう。
豆板醤大さじ1程度、甜麺醤大さじ1程度を入れ、よく炒め、茄子やひき肉とよく絡めます。
スープを1カップ程入れ、スープが半分位になるまで加熱します。
醤油を少々、塩少々で味を調整して、最後に溶き片栗粉を回し入れ、よく混ぜて出来上がり。
茄子を豆腐に変えれば、本格的麻婆豆腐の出来上がり。
ピーマン、インゲンなどを入れても色どりもよくいいですね。
夏野菜の和風マリネ
かぼちゃ、オクラ、茄子、みょうが、ゴーヤ、など夏野菜を素揚げします。
もちろんそのまま、生姜醤油で食べても美味しいのですが、めんつゆに酢を入れたマリネ液に揚げたはしから野菜をどんどん入れていきます。
冷めたら冷蔵庫で保管。
夏野菜がたっくさん食べられるご飯にも合うおかずです。
夏のある日のケータリング
ケータリングの仕事で作ったメニューです。
お酒とも合うオードブルです。
・餃子の皮にジャガイモをカレースパイスで炒めて三角に包んで揚げたサモサ風
・夏野菜たっぷり、野菜の水分だけで作ったラタトゥイユ
・地物サザエのエスカルゴ風(ガーリックパセリバターを入れて焼いてあります)
・とうもろこし
・地ダコと玉ねぎのサルサ風サラダ
・枝豆
・バゲット
冷たいビールや冷やした白ワインで夕暮れ時にいかがですか?
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