パワースポットのような七里川温泉には癒しを求めて全国から人が訪れます。
人生深いご店主とやさしい奥様が暖かく迎えてくれる温泉
気に入っています!
君津でもいろいろ温泉に行ってはいますが、ここは気に入りました。文字通り私の「気」にすんなりと入ったのです。
知らない客人と囲炉裏を囲むと会話をします。前回お会いした常連さんがまたいらしていて「あ、またお会いしましたね」。
その方は世界各国を飛び回るビジネスマンだそうで(温泉オーナーの話によると)、日本の温泉にも全国行っていて、温泉に非常に詳しい方。
お風呂に入ってあがると今日は金目鯛の干物と焼きおにぎり、みそ汁、シソジュースを注文。
ご主人:「ブロッコリーの酢の物と今日は大きな椎茸もらったのでサービスです。みそ汁は味噌が入っているから、ここの(囲炉裏にかけた釜の地下水)からお湯入れてね。シソジュースは手造りです。梅ジュースも美味しいよ。ミックスも出来るから今度試してみてね」
ここの嬉しいのは押しつけでない、さらっとしたサービス。お客さんとの距離感がいいのです。
で、目の前に座る温泉の達人さん:「僕は今日は鰯頼みました。この前は猪の焼き肉、美味しいでしたよ」
ここ七里川温泉は源泉掛け流しですが、わたくし、「源泉掛け流し」の意味を知りませんでした。加水(水を加えていない)していないということだそうです。
「日本一の温泉場である箱根ね。源泉の温度が熱くてそのままでは入れない。だから温度を下げるために水を入れるんです。お酒と一緒ですよね。成分も薄まる。昔は湯師という人がお湯をかき混ぜて入れる温度に調節していた、今でも草津では湯もみってやってますよね。あれです。でも人件費がかさむからほとんどいなくなっちゃった。」
そうなんでつか!!
七里川温泉の源泉の水温は18度。小糸側は32度です。で、沸かすのです。燃料代が大変ですけどね。でも水で薄めない。それが源泉掛け流し。
温泉のことをいろいろ教えて下さったのち、温泉の達人さんは「じゃ、次に私はいつもの岩盤浴に行きますので、また。」と。
この岩盤浴もすんごい汗が出てデトックスされるらしい。で、この方は毎週七里川温泉→岩盤浴のコースに行かれるのです。
体力あるんだなあ。
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