鴨川の山奥にある秘湯「白岩温泉」に行ってきた!
先日行った七里川温泉の前をさらに奥にすすんだところにあります。
さらに山奥に入った温泉。これを秘境というのか。
七里川温泉までは道幅全然問題なしなのですが、「この先車道狭し」の看板を横目に見ながら走るとすぐに1車線の道幅になります。片側崖、片側は渓谷、ドキドキしながら進むとまあ、ところどころに車の待機所が設けられていることがわかり、ポイントがわかれば大変な道でもないようです。
片側の渓谷は養老渓谷。紅葉の時期はキレイでしょうね。でも車停められるところはないから、車降りて散策は無理ですよ〜。
広い道にやっと出て、看板みっけ。
駐車場は3〜4台分程度かな。フツーの民家です。玄関先につながれた犬がお迎えで出てきます。
甲斐犬ですね。お父さんが鉄砲をやるようなので、猟犬のようです。
中からオーナーの女性が出てきました。
「泊まりのお客さんが今お風呂使っているからここしか使えないんだけどいいですか?」と指差した戸を押すとそこは露天風呂。
「千葉最古の温泉」との看板が。
いいですとも、天気もいいし、露天結構。
「今ちょっとぬるいからお湯いれますねえ」
「じゃ、少し中で待ちます。」
中に入ると休憩室はなく、そこは食堂。お茶を出してくれました。
お風呂入ったらこちらで食事も頂きましょう。
畳の小上がりに先客(友人のようです)が持ち込みのスーパーのお惣菜や缶詰やらをテーブルに拡げ、1杯やっている中高年の男女。
さてさてお湯も熱くなったかなと露天風呂へ。
中から鍵がかけられます。着替えは横に棚があるのみ。個室風呂です。で、独占です。
こじんまりした露天もなかなかです。ああ、自邸に温泉引けたらこういう楽しみがあるのだろうなあ、なんて考えたりして。
上がってご飯。「今日はうどんか蕎麦しかできないんですが」と女店主。
外にあるメニューの「鮎塩焼き定食」や「筍ごはん」も気になりましたが、とろろ蕎麦を頂きました。
残念なのがお風呂は1回限り。ご飯を食べて休憩してからまた入りたいと聞くと「すみません」と微笑みながら首を横に振られました。この断り方いいですね。「だめですよ」とか直接ムゲに断るのではなく、「ごめんなさいね、察してね」という。
またお客さん商売することがあったらこれ使おうっと。
今度は鮎の季節に来てみよう。
千葉の日帰り温泉記事はこちらも御覧ください。
七里川温泉(大多喜)
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