御用邸のある町 葉山に住む Part 1


暮らす葉山


 

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葉山というのは人口3万人ほどの小さな町です。駅がありません。最寄りの駅はJR逗子駅。

葉山といえば海、御用邸、別荘地として知られているでしょうか。

近年は移住者も増えています。そんな「住む葉山」の魅力を少しご紹介します。

「海のそばの生活」

葉山マリーナから海岸線の道が佐島まで続きます。夏の一時を外せばほとんど海岸に人はいず、静かな海岸です。朝散歩をする人、犬と散歩、早春の朝の散歩時には浜に打ち上げられた若布を拾える、なんてことも。

浜辺を日常に散歩していると海でマリンスポーツを楽しむ人たちを見ることができます。春や秋の海が綺麗な季節には誰しもマリンスポーツを始めてみたくなります。

アウトドアスポーツ マリンスポーツも楽しみたい人には「釣り」はもちろんのこと、「ヨット」「サーフィン」「カヤック」「ダイビング」「SUP(スタンドアップパドル)」など最近は多種多様です。高価な道具を購入しなくても1日体験、スクールなどいろいろな体験コースやスクールがありますのでまずは1日体験からいかがでしょうか。

美味しいものもたくさんあります。

「釜揚げしらす」1〜3月の禁漁期の期間以外、新鮮なしらすが採れます。とれたてのしらすをすぐに釜茹でにした「釜揚げしらす」はふわふわの食感。朝採れの出来立ての釜揚げしらすを買ってきて、昼にご飯にのせて食べる、というなんとも贅沢なランチは葉山に住んでいることの特権かも。

「たこ」地ダコは噛むほどに味があり、茹で上げた地ダコの味は最高です。是非タコ飯で。

「釜揚げひじき」は早春の限られた時期にだけ採れます。こちらもしらす同様、釜茹でにしたものが地元ならではです。乾燥したひじきとは違って、柔らかいのでそのままサラダにしても美味しいですよ。

「焼きたてパンと自家焙煎コーヒー」葉山はパン屋さんが多いです。そして自家焙煎のコーヒー豆屋さんも多い。焼きたてパンと自宅でゆっくりドリップしたコーヒーの朝食。葉山の住人は週末の朝食をゆっくり楽しみます。

夏でも冬でもBBQを庭ですることが多いのも葉山の特徴かもしれません。

天気の良い日はどこからとのもなく、肉を焼く香ばしい香りがあちらこちらに漂います。葉山の住人はBBQ大好き!友達を呼んでのBBQともなれば、定番は「旭屋精肉店」でBBQ用の肉とコロッケを購入。隣のちょっとおしゃれな高級スーパーでワインや外国のビール、アップルサイダーなどを買い込み、友達は1品持ち寄りが基本。ゲストも主催者も気兼ねなく、いろいろ用意することもなく、焼く肉とビールだけを用意したら、あとはみんなが持ち寄ったお料理をつまみながら、BBQグリルに火をつけておしゃべりしながら焼いて、食べて、飲んで。子供もおじいちゃん、おばあちゃんもみんなでワイワイガヤガヤ楽しめるパーティーです。

さあ1日の終わりは「夕日」と「富士山」。葉山の海からは大概正面に富士山が見えます。水平線の上に大きな富士山が見えるのです。そして海が西側に位置するので晴れた夕刻には、富士山の見える海に沈みゆく夕日という景色が楽しめるのです。「海」「夕日」「富士山」。この3つが綺麗に見れた日は葉山に住んでいることを「よかった」と思える瞬間です。

「御用邸」が葉山にあるということ。

御用邸に両陛下がいらっしゃる1週間ほど前からたくさんの私服警官があらゆる場所をチェックします。そしてリハーサルも行なわれます。そういう光景に出会ったら葉山の人は「ああ近々両陛下がいらっしゃるのだな」とわかります。とても気さくで親切な皇宮警察や私服警官の人たちもとても対応がいいのです。

警備も重々しくなく、葉山にご滞在中の両陛下は外出をされる場面にもしばしば遭遇します。

時には両陛下に声をかけていただきお話できるチャンスもあるのです。

詳しくはまたPART 2に書きますが、葉山に住んでいてよかったと思われるのは身近に皇室を感じられることではないでしょうか。 

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