食欲の落ちる夏のランチに。
まぐろしらす丼。
しらすは釜揚げしらすと生しらすの2種。
生しらすは鮮度が落ちやすいので、獲れたてしか食べられないのが特徴です。今では冷蔵輸送の管理も進んだため、都心のスーパーでもたまに見かけますが、やはり獲れたては格別に美味しいです。
「釜揚げしらす」は、相模湾では、獲れたてのシラスを海の前にある小屋で釜で茹で、外に並べた網の上に上げて、天日で短時間干すものです。
ふっくらとした食感と、生に近い薄塩で、私は生しらすが手に入らなくても作りたての釜揚げしらすが好物です。
しらすは相模湾では、1〜3月が禁漁です。
同じく三浦で有名なマグロとともに三浦半島のご馳走です。
鶏そば
山形の鶏そばを真似して。
鶏を茹でた茹で汁に醤油、みりんを足してそばつゆにします。
出汁を冷たくしておけば「つったい(山形の方言で冷たいの意)鶏そば」に。
そばも山形そばを使いましょう。茹でた鶏は薄くスライスして、ミョウガやネギ、紫蘇などと一緒に盛り付けます。
鶏の旨味が出たツユがコクがあります。もちろん暑い夏の昼「つったい」そばで。
トマトとナスのそうめん
いつものそうめんをちょっと目先を変えて。
ナスをオリーブオイルでじっくり炒めたものとトマトをめんつゆに入れるだけでコクが出ます。
トマトにはアミノ酸の旨味が豊富なので和風出汁の旨味とよく合います。トマトといい相性のオルーブオイルでナスを炒めるのがミソ。
オクラやミョウガ、紫蘇など夏野菜を薬味に使いましょう。
ベトナムのフォー
茹で鶏は常備菜として作っておくと便利です。
もも肉でも胸肉でもお好みの部位を、生姜やネギの青い部分を入れて茹で、冷めたら茹で汁ごと容器に入れて冷蔵庫で保管します。茹で汁も入れると肉も柔らかくしっとりとしますし、茹で汁は塩で味付ければスープになります。
茹で鶏とスープを使ったベトナムの麺フォーです。
スープは塩、胡椒、ナンプラーで味付けをします。
鶏は薄く削ぎきりにして茹でた麺に載せます。
生のもやし、香菜、セロリの葉などを盛って。
ライムやレモンを絞っていただきます。
ベトナムでは、テーブルの上に山盛りのもやし、香菜、ハーブなどが皿に盛られて置いてあり、自分で好きなものを麺にのせて食べるそう。ライムやレモンもその場で絞るそうです。
レモンやライムのさわやかな香りと酸味が食欲の落ちる季節に食べやすいです。
しらすそば
しらす、薬味をたくさん乗せて。カイワレ、オクラ、ミョウガ、シソなどたっぷりのせましょう。
すだちを絞っていただきます。
生クリームを使わないカルボナーラ
イタリアンレストランで教えてもらったレシピです。
ベーコンを炒めて粗熱が取れたらボウルに卵を溶きほぐし、スパゲッティと共に和えます。卵とオリーブオイルを乳化させるイメージで。
多めの胡椒が味のアクセントに。
カルボナーラの本場ローマでは、この生クリームを使わないカルボナーラが主だそうです。
生クリームの買い置きってそうそうないですものね。卵とベーコン、オリーブオイルだけで作れるカルボナーラは簡単、美味しいです。