千葉 市原市で発見された地場逆転地層
千葉県市原市の地層で地球のN極とS極が反転していた時代の地層があるというので行ってみました。
行き方は、田渕町内会館(市原市田淵1165)が目印です。
田渕会館の前に車が数台停めさせてもらえるようです。
田渕会館の前に案内が出ています。
77万年前に、地球磁場のN極とS極が反転していた時代があり、その痕跡が千葉県市原市田渕の養老川沿いの崖面の地層から発見されたそうです。
田淵町内会と研究者とで40年間に渡り、調査、研究を続けているそうで、現在この逆転地層が発見されたのはイタリアと市原だけだそう。
学術的に認定されれば、ゴールデンスパイクが地層に打たれ、「千葉ニアン」という一時代が刻み込まれるそうです。
田淵会館前の道を森の中に進みます。入口に看板が出ています。
5分もかからず、養老川の渓流に降りれる道があります。数段降りたところです。
渓流に降り立つと左側の崖面に地層がありました。
所々にスパイクが打ち込まれています。
地場が反転していた時代の地層は赤いスパイクが打ち込まれているところです。
地球のN極S極の反転の時代は77万年から12万年前まで続いたそうです。そのおよそ65万年の地層が5センチほどの灰色の部分です。
地層の脇に流れる養老川は浅く、景観もいいです。川底や道がぬかるんだり苔が生えていて滑りやすいので長靴は必携です。
77万年前に磁場が逆転していた時代があったなんて想像もつきません。「地球の中心にあるマントルはドロドロとした液体で常に動いている。マントルが反転して地球の地場が変わったと思われる」そうです。
ほとんど訪れる人もなく、地層の下を流れる川も綺麗でお子さん連れでも楽しめるかも。
77万年前に想いを馳せるというロマンティックなパワースポットです。
【最新News!】
(2017.11.13 Yahoo ニュースより抜粋)
地球史に「千葉時代」誕生へ 日本初の地質年代名、国際審査でイタリア破る
地球の歴史で約77万~12万6千年前の年代が「チバニアン」(千葉時代)と命名される見通しになったことが13日、関係者への取材で分かった。この年代の基準地として千葉県の地層を国際学会に申請し、命名を目指す日本の研究チームが、競合するイタリアを一次審査で破った。週内にも発表する。正式決定すれば地質年代に初めて日本の名前が付く快挙となる。続きはこちら。。