健康に美容にダイエットにと大活躍してくれる酒粕。
甘酒だけじゃない、レシピをご紹介します。
まずは酒粕で基本のホワイトソース
まずは基本の酒粕ホワイトソースを作ってみます。
材料は酒粕、豆乳、米粉。牛乳の代わりに豆乳、とろみをつける小麦粉の代わりに米粉です。もちろん豆乳、小麦粉でも代用できます。
材料:
酒粕 100g
無調整豆乳 100ml
米粉 60g
- 豆乳(または牛乳)を鍋に入れて弱火にかけ、ふつふつと沸いたら火を止めて酒粕を入れる。
- 酒粕が柔らかくなったら、泡立て器などでダマがなくなるまでかき混ぜる。
- 米粉(または小麦粉)を加え、塩、胡椒で味を調える。
酒粕は溶けにくいので、豆乳を弱火で熱したら酒粕を入れて、しばらくそのままにしておきます。酒粕が柔らかくなったら、泡立て器でダマがなくなるまでかき混ぜ、溶かします。米粉は最後に入れます。
甘酒を作る時もこの要領で溶かしましょう。
酒粕ホワイトソースを使った料理
きのこのクリームソースパスタ
材料:
きのこ(まいたけ、しいたけ、エリンギ、エノキなどお好みのきのこ)
玉ねぎはくし切りにしてスライス。
ベーコン
- きのこと玉ねぎ、ベーコンをオリーブオイルで炒め、酒粕クリームソースを加えます。
- 塩、胡椒で味を整えます。
- 茹でたパスタと和えて出来上り。
ホワイトクリームシチュー
材料:
ジャガイモ、玉ねぎ、人参、ブロッコリー、白菜、アスパラガスなど。
鶏肉、ホタテ貝柱、エビなど。
- 野菜と肉を油で炒めます。
- 水と豆乳を2:1程度の割合で入れます。
- 味噌を少し加えるとコクが出ます。
- 塩、胡椒で味を整えます。
グラタン、ドリア
材料;
ご飯、またはマカロニを茹でたもの
玉ねぎのスライス、鶏肉、ベーコン、ハム、エビ、ホタテなど。
- 玉ねぎ、鶏肉、ベーコン、ハム、エビ、ホタテなどを油で炒めます。
- ご飯、またはマカロニを入れて混ぜ合わせます。
- 耐熱容器に炒めたご飯、またはマカロニを入れて、上に酒粕ホワイトソースをかけます。
- お好みで粉チーズや溶けるチーズを上に散らします。
- オーブンまたはオーブントースターで表面が焼き色がつくまで加熱します。
酒粕は、タンパク質がご飯の6倍あります。タンパク質が酒を作る工程の醸造によって発酵して旨味成分アミノ酸に変わるのですね。
ホワイトソースは、通常バターを熱し、小麦粉を入れて炒めて、とろみの素を作ったのちに牛乳で伸ばします。
この酒粕ホワイトソースは小麦粉の代わりに米粉、牛乳の代わりに豆乳を使うマクロビレシピです。牛乳アレルギー、小麦アレルギーの人にも食べられるレシピです。
発酵食品という観点で見れば、同じ発酵食品の味噌と相性がいい。昔から食べられる粕汁がそうですね。酒粕の旨味は天然の旨味と相性がいいです。昆布、味噌、塩麹、醤油などと一緒に使うとコクが増します。
酒粕を薄くピザ台のように伸ばして、上にチーズや塩辛などの発酵食品をのせてトースターで焼く、カナッペも意外に合っておつまみになりますよ。
腸内環境を整え、便秘も改善する酒粕を是非、お料理に使ってみてはいかがでしょうか。
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