南房総の山奥にジビエの町があった
千葉県夷隅郡大多喜町にある道の駅目指してレッツゴー(←古っ)。
ひたすら山の中ののどかな山間部を走ります。
と、いきなり道の横を走る電車が現れました。「いすみ鉄道」ですね。レトロな車両がのどかな里山風景の中を走るこの鉄道は鉄道ファンの中でも人気だそう。
きっと一日の本数は少ないと思うので出逢えたのはラッキーかも。
「外房線大原駅から分岐して房総半島東側から内陸部に入り、上総中野駅で接続する小湊鉄道線とあわせて半島横断線を形成する。」(ウィキペディアより)とあります。
道路計画が整備されている房総も昔はこういう小さな鉄道は便利だったのでしょうね。
君津から約1時間で到着。大多喜の道の駅「たけゆらの里」。名産品は筍と猪肉だそうです。ここの竹の子は柔らかくエグミがないのが特徴です。
そんなに大きくない道の駅ですが、平日も観光バスが到着して賑わっていました。
筍と猪肉を使った名物、筍肉まんとウリ坊、ウリ姫まん。実際のところ、猪はこんなに可愛くないです(苦笑)。
セルフの食堂でご飯。やっぱりせっかくですから、猪肉を頂きたい。
猪のメンチカツ、筍のコロッケ、筍の天ぷら(初春は筍も名産)の定食(880円)です。そしてこちらに来てつくづく思うのがご飯が美味しいこと!実は千葉は米どころ。大多喜でも美味しいお米を作っているのです。
揚げ物はその場で揚げてくれるので10分程度時間がかかります。猪肉のメンチカツ、ちょっと恐る恐るでしたが、これが美味しい!!肉汁がじゅわーっと、最近食べたメンチの中でもヒットですね。
枇杷(びわ)も名産。デザートについていた枇杷ゼリーも美味しかった。
さて目的であるジビエ肉。
この道の駅の裏に加工所があるのです。君津の市役所で聞いた所、千葉にある数件の加工所の中でも大多喜は稼働していて食用肉も販売しているとか。
道の駅の中にも冷凍の猪肉が売っていたのですが、ブロックのみでスライスが品切れ。
裏の加工所前にいたおじさんに聞いて見ると「次は2日に出るから、お店に並べるのは3日の午後だな。スライスも出すよ。」とフレンドリーなお答え。
加工所がしっかりしていると、加工の工程なども管理されているので美味しい肉が出せるのだなあと思いました。
しかし、メンチカツ美味しかったな。あれだけでも名産になるのに、直売所の中では見かけることはありませんでした。冷凍のメンチカツ、売れるだろうな。
今度猪肉を入手したら、メンチカツ作ろっと。