君津 インド料理 ナンハウス


千葉県君津市に引っ越しまる3年。初めてインド料理店 「ナンハウス」に行きました。

わかりづらい場所と車停めにくいです!

国道127号沿い八重原信号の少し先(木更津方面に少し行った)左側にあります。
看板は目立たず、127号線を通るたびに前を通って初めてその存在に気付くので、気付いたときには通り過ぎてしまうのです。127号線は中央分離帯で分かれる片道2車線道路。見逃すとUターンして、もう一度Uターンしなければならないのです。

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駐車場は店の前に6台位停められますが、側道の段差があるのでこれがちとやっかい。。。

外からは暗い店内の様子をうかがい知ることはできず、昼間はほとんど中がどうなっているのかわからないです。

訪れたのは夜だったので店内の明かりで道路に面した窓からうっすらと中の様子がわかり、、、いやわからないです(汗)

駐車場も線が引いていないのでどうやって停めればいいのやら。車を路上に停め、店内に入り店の人に聞くことに。

店のドアを開けるとあ〜ら広い!でも暗い!

だだっぴろい店内にいた女性(インド人?ネパール人?)に声をかけ、どこに車を停めたら良いかを聞くと「前」とひとこと。

「えっ?横に?縦に?」と聞くと外まで出てきてジェスチャーまじりで誘導してくれました。

だだっぴろいキャバレーのような店内です。

店に入ると、とにかくだだっ広い!広さの割にテーブルが少ない。

「予約した2名の◯◯です」とその女性に伝えると、「あそこにどうぞ」と、別に予約席でもなく、他にすでに食事をしている2組の客の順番の席に通されました。

床は絨毯敷きで店内の照明は暗いです。4人かけのテーブルが8〜10くらいあったでしょうか。テーブルは全部壁につけられていてなぜか中央に広いスペース。中央でインディアンダンスショーでも初められそうなスペースです。

ホールに女性一人。遠くの端にある厨房には調理する人(インド人?ネパール人?)が二人ほど。遠すぎて見えないのですが。

メニューは豊富。インド料理もネパール料理もあります。

テーブルの上にあるメニューは見開きの大きなメニューとテーブルに敷かれた透明なビニールマットの下にもいろいろ挟んであったり、ランチ用のメニューが置いてあったりとオーダーまでに時間がかかります。

どうやら大きい見開きのメニューがグランドメニューのようです。

インド料理?ネパール料理?

この日は主人が運転手をしてくれたので私はお酒が飲めます!

日中蒸し暑かったので迷わずビール!おお、インドのビール「キングフィッシャー」があるではないですか!

と言っても別にインドビールに詳しいわけではなく、各国の料理を食べるときはその国の酒でという私の楽しみ方。

コクのある正統派のビールでした!キングフィッシャーって製造元はイギリスなのですね。美味しゅうございました。

お料理が次々と運ばれてきます。あっ、運転手の主人はラッシー。おかわりまでしてます(汗

まず「パパド」。インド風せんべいのようなもので豆をすりつぶしたものをうす〜く延ばし、油でさっとあげたものです。ビールのつまみに最高です。

アルゴビ」。カリフラワーとじゃがいものカレーです。カレーと言っても汁のないカレー。インドでは副菜のひとつとして食べられます。

モモ」。ネパール餃子。ん?ネパール?と思って、料理を運んでくる女性に「こちらのシェフはインド?ネパール?」と聞くと「ネパールです」と。主人が「看板にはインド料理って書いてあるけどね」というので「ネパール料理って書いたって認知されていないからお客さんが来ないんじゃないかな」と言いました。

実際どこのインド料理店も今はネパール人のコックさんの方が多いようです。

このモモ、美味しいでした!小籠包のような形でお肉もたっぷり。カレーベースにトマトやナッツなどをすり下ろしたものが入った辛くないソースです。このソースもまた美味。

サモサ」。じゃがいもをスパイスで炒めたものをパイのような皮で三角錐状に包んで揚げたものです。サクッとした皮の中にゴロゴロ入ったカレー味のじゃがいもがホクホクアツアツです。インドではスナック代わりに食べられるようなものです。結構ヘビーなのでスナックというよりは軽食でしょうか。でもカロリー高いですよ〜。

チーズナン」。これ食べてみたかったのです!テレビドラマにもなっているアニメ「孤独のグルメ」の主人公井之頭五郎が、江東区木場編でインド料理屋でこれ食べてたのを見てから食べたかったんです!ナンの中に溶けるチーズをたっぷり入れて釜で焼いたものです。

チーズナンって君津に越してくる前に住んでいた葉山のインド料理屋ではメニューになかったと思います。

まるでピザのチーズinピザですね。これ1品だけで十分お腹がいっぱいになります。

ここでビールを2本目に。エベレストの水で作ったとチラシにあるネパールビール「ネパールアイス」。スッキリとした淡麗です。

お酒を飲まない主人はここでカレーを注文。「何がおすすめですか?」と聞くと「バターチキンカレー」。

バターチキンカレーは辛いスパイスを入れず、トマトソースがベースです。生クリームが上にかかり、バターのコクとあいまってまろやかカレーに。お子様にも人気のあるカレーです。

もうお腹はちきれそうです。

チーズ入りナンは食べ切れず、お店の人に「持ち帰りできますか?」と聞くと「できます」と言ってアルミホイルを持ってきて、目の前でホイルをちぎって「はい」と。いいですねえ。インドスタイル、、いえネパールスタイルです。

お会計の横には口直しのお菓子がおいてあります。スプーンで少しすくって手のひらにのせ、お口にポイってほおりこみましょう。

ハーブのフェンネルシードをパステルカラーのお砂糖でコーティングしたものです。フェンネルは消化を助けるハーブです。

私は昔インドの人に教わったのですが、知らない人が多いかもしれません。お店の人も「口直しね」と言っていました。

総合評価は5段階でお味は3.5位でしょうか。でも君津でこれだけのインド料理、ネパール料理が食べられるのはうれしいですね。

ランチはナン、ライスが食べ放題だそう。

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料理研究家(オーガニックを主体とした野菜料理を中心にナチュラルなライフスタイルを提案) 2005年に海と里山がある秋谷に移住。地物の新鮮な季節の野菜が手に入る場所で野菜の料理に目覚める。【Eat locally.Think globally】をモットーにに国産野菜の恵みを最大限に味わえる料理を探求。ケータリングを経て、オーガニック惣菜・弁当の店、「ピクニック・デリ」を葉山に2013年にオープン。「あなたが食べたもので身体は作られる」食の大切さを感じ、音楽プロデューサー小林武史氏が手がける千葉の有機農場で食のプロデュースを行う。 心身の健康と食の関わりについてイベント、料理教室などを開催。 千葉県君津市在住。

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