富津 こだわりの十割手打ち蕎麦の店「里山」
何故”幻の、、、”かというと、週末しかやっていない蕎麦屋なのです。
しかも店主がこだわった十割蕎麦を週末しか出していない、とくれば行ってみたい!ということでとある土曜日に訪問。
広い敷地内、手前に砂利敷の止めやすい広い駐車場があり、駐車場の前は陶芸のギャラリー兼工房。いいですねえ、そば打ちと陶芸。リタイヤしたご主人方の憧れの趣味兼実益ですよね。
敷地奥の民家が店です。混雑を覚悟で言ったらお客さんは2組ほど。呼び鈴を鳴らすと感じのよい奥様が出ていらして「どちらでもお好きな席にどうぞ」と。
「限定十名」のお昼のコース、前菜三種盛り・揚げ蕎麦のサラダ・小海老と野菜の掻き揚げ・生粉打ち蕎麦・蕎麦白玉入り冷やしぜんざい(デザート)がついて1600円。「まだこのお昼のコースはありますか?」と聞くと「ございます。」
運ばれてくるまで鮮やかな黄色の冷たい韃靼そば茶で喉を潤しながら、メニューを熟読。蕎麦の産地や食べ方の指南が書いてあります。
まずは前菜から。
次に天ぷら
そしてご店主が運んできた蕎麦。本日は信州の「新そば」とのこと。
十割蕎麦らしく固めの茹で上げ。濃いめのつゆにちょいと先だけつけてすすると喉から鼻に新そばの香りが抜けます。ん、んまい!!
手作りのわらび餅のデザートまでついて1600円はとてもお得。
希少な千葉の蕎麦粉で打った蕎麦もあるらしい。次回は産地の蕎麦の食べ比べをしてみたいなあ。
「里山」を出て、富津岬方面に向かうこと15分。ひっそりと佇む古くから地元富津の市民に愛されてきた「野口製菓」。夏だけかき氷をやっていると聞き、向かいました。
店の前の駐車場の奥でかき氷を頼んで外に椅子とテーブルが置いてあるのでそちらでいただきました。和菓子屋さんということでこれは自家製あんこの載った宇治金時だよね。
子供達が小銭を持って、かき氷を食べながらタムロしている夏休みの懐かしい光景(中学生以下は200円でかき氷が食べられる)
なにやらいちごも人気のよう。
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