新生姜が出回ったら是非作ってみたい生姜料理


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新生姜を食べる料理 「大人のジンジャエール」「甘酢漬け」「佃煮」「天ぷら」


 

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新生姜の季節ですね。この時期だけの新生姜は柔らかく辛さも少ないので、是非、生姜が主役の料理で食べてみてください。

 

隣の畑をやっている90歳近い、Kおばあちゃん。採れた野菜をそっとデッキの上に置いておいてくれます。

隣の畑から2m高いところにあるデッキの上に、腰の曲がったKおばあちゃんは腰を伸ばして、自分の背よりもずっと高いデッキの上に野菜を置いておいてくれるのです。

「うちは嫁が辛いと言ってあまり好きじゃないので、よかったら食べてください」と。新聞紙に包んだ大量の生姜。

それまで生姜といえば、スーパーで買う古生姜。すって使うことぐらいしかありませんでした。スーパーには出てるけどちょっとで高いでしょ。だからスーパーで買う新生姜は味噌につけてぽりぽりとおつまみで食べるぐらい。

なんでもたくさん食べたい!私のことです。美味しい新生姜の魅力にはまり、毎年、レシピを試してきました。毎年新生姜をもらううちに時期によって辛さが違うことがわかってきました。

早い時期は小さいけれど柔らかく、辛くないのです。

 

まずよく洗って土を落としてください。

葉の根元の部分も中に土が入り込んでいることが多いので少し葉を取りながらよく土を落としてください。

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葉付きの生姜はビジュアル的にも大好きで、シンクに入れたまま観賞用につけておくこともあります。

ビジュアルといえば、

定番の甘酢漬けは、空いたビンやガラスのコップなどに甘酢を入れて、葉の付いたまま、根の部分(食べる部分)だけを下に漬けます。一日置くと食べられます。

生姜は酢に漬けるとピンク色になるので、とても綺麗で食卓の花になりますよ。ピンクペッパーなどもあれば入れて。

 

 

・味噌をつけてそのまま食べる

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新生姜の時期ならではの食べ方です。

味噌も自家製の味噌を是非。ビールがすすむこと間違いなし。

 

 

・大人のジンジャーエール

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生姜を薄くスライスして砂糖を入れて煮ます。

あればシナモンスティックとか、クローブを入れるとスパイシーなジンジャーエールができます。

煮出した生姜液を炭酸で割ってジンジャーエール。

なぜ「大人のジンジャーエール」かというと、自家製のジンジャエールはピリッと辛いです。小さなお子さんに飲ませたら、「からい〜」って泣いてました(笑)。

 

ジンジャーエールに使った生姜のスライスは取り出して、グラニュー糖をまぶして乾かせば、生姜の砂糖漬けとしてお茶請けになりますよ。または細かく刻んでお菓子に入れたり。

 

・生姜の佃煮

 

冷凍しておいた出汁をとった後の昆布を小さく切って、砂糖、味醂、醤油で煮付けます。仕上げにゴマを振って。

ジンジャーエールに使った後の生姜のスライスでもOK。

ご飯がすすみます。

 

・新生姜の天ぷら

青のりを入れた衣をくぐらせ天ぷらに。

火を通しすぎない、生の食感が残るくらいが私は好きです。

あら、不思議!口の中でお好み焼きの味に!加熱すると辛さも和らぐのでお子さんでも食べられます。

コツはモッタリした衣をつけること。野菜の天ぷらはどれもそうなのですが、衣をつけて落ちない程度のモッタリした固さの衣がいいです。

 

 

 

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おまけ

ジンジャーの花。

と言っても生姜の花ではありません。生姜とよく似た地下茎で増えます。生姜が取れる時期に咲き、とても香りがいいです。

香りがいいのでハワイではレイにも使われるそう。

私は世話をしないのでお花を植えてもダメにしてしまうのですが、これは植えっぱなしで毎年綺麗に咲いてくれます。 

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料理研究家(オーガニックを主体とした野菜料理を中心にナチュラルなライフスタイルを提案) 2005年に海と里山がある秋谷に移住。地物の新鮮な季節の野菜が手に入る場所で野菜の料理に目覚める。【Eat locally.Think globally】をモットーにに国産野菜の恵みを最大限に味わえる料理を探求。ケータリングを経て、オーガニック惣菜・弁当の店、「ピクニック・デリ」を葉山に2013年にオープン。「あなたが食べたもので身体は作られる」食の大切さを感じ、音楽プロデューサー小林武史氏が手がける千葉の有機農場で食のプロデュースを行う。 心身の健康と食の関わりについてイベント、料理教室などを開催。 千葉県君津市在住。

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